データレスキュー
正月から動かないThinkPadの件だが、いつまでもほっとくわけにもいかない。
HDDのデータレスキュー業者を何件か探してみた。どこも高いなあ。別にクリーンルーム付きラボでの開封作業を求めているわけではないのだが。
というわけで自力で何とかしてみるべく、色々探してみる。
世の中にはIDEベアドライブをUSBマスストレージクラスとしてアクセスするための変換アダプタが結構安価に出回っているらしい。壊れたノートパソコンのHDDをデスクトップ機に吸い出す程度の利用目的なら、これが安くて楽そう。
三つの条件で製品を絞り込んでみる。
今回3.5"とSATAは不要なんだけどね。これからのことも考えて少し欲張ってみた。
で、絞られた結果が以下の二製品。
どっちもAmazonで¥3,000しない。安い!
GREEN HOUSE SATA/IDE-USB2.0変換アダプター 2.5インチHD対応 GH-USHD-IDESA
- 出版社/メーカー: グリーンハウス
- 発売日: 2007/05/31
- メディア: Personal Computers
- 購入: 115人 クリック: 683回
- この商品を含むブログ (19件) を見る
- 出版社/メーカー: センチュリー
- 発売日: 2007/11/06
- メディア: Personal Computers
- 購入: 49人 クリック: 2,810回
- この商品を含むブログ (12件) を見る
10秒悩んでグリーンハウスの製品にした。理由は特にない。センチュリーさんごめん。
二日後、変換アダプタが届いたので、ThinkPadの2.5"HDDを取り出して作業開始。
ベアドライブのインタフェースをザクっと挿しACアダプタをコンセントに挿したら準備完了。かすかなモーター音が聞こえる。
おそるおそるデスクトップ機にUSBコネクタを繋いでみる。コリコリッ。おおぅ。あっという間にドライブが2パーティション(NTFS+FAT)認識された。わーい、バックアップ開始。
FAT領域のバックアップ作業は快適に進んだがNTFS領域のバックアップ作業で困ってしまった。なんかセキュリティやらに引っかかって「マイドキュメント」とかが読めないのよね。Administratorグループで作業してるのにね。生意気なので所有者名義を再帰的に全部書き換えてやった。以降、バックアップ作業に問題なし。まぁ二度とこのNTFSからWinXPを立ち上げることもないと思うので、かまわないでしょ。
えー、最後にどうしてもアンマウントできなくなったトラブルを除けば、いい買い物だったと思います。20台以上PCを管理している企業なら、この手のアダプタを一つぐらい用意しとくと吉かも。