フィボナッチ・タワー

フィボナッチ・タワー

日詰氏考案の「フィボナッチ・タワー モジュラス1」(FIBONACCI TOWER mod1)を買って組み立ててみた。
その実態は、長さが等差数列関係にある70枚の紙片を、少しずつ歪んだ五芒星(黄金角?)を描くように積み上げていったもの。
フィボナッチ数列({1,2,3,5,8,…})のいずれか一つの数値を選び、これを差分として紙片の番号を選んでいくと、その端が螺旋を描くというありがたい塔であるらしい。
例えば差分3で紙片をNo.10,No.13,No.16のように選んでいくと、その端は反時計周りの螺旋となる。差分5で紙片をNo.10,No.15,No.20のように選ぶと今度は時計回りの螺旋が浮かび上がる。差分8だとまた反時計といった具合。うーん、正直、こじつけに思えなくも無いが…。
説明書によると、このような複数パターンの螺旋が隠されたパターンは、ひまわりの種やまつぼっくりなどにも見られるらしい。そういやデイジーのめしべがそんなだった気もする。
「ひまわりの種」でイメージ検索していたら「分数多角形で植物をしらべよう!「まつぼっくり」の研究」が見つかった。自然界に潜むフィボナッチ数の絡んだ類似パターンが載せられており、面白い。